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岩手の冬のボーナス早見表|産業別の支給額と月数

岩手の冬のボーナス早見表|産業別の支給額と月数

岩手県の毎月勤労統計調査地方調査によると、令和7年の冬のボーナス(年末賞与)は、常用労働者30人以上の事業所で1人平均363,227円、所定内給与に対する支給月数は1.26か月、賞与を支給した事業所の割合は93.0%でした(岩手県「毎月勤労統計調査地方調査結果 令和8年2月分」(令和8年4月28日))。産業別では、建設業が578,696円・2.15か月、宿泊業、飲食サービス業が45,394円・0.29か月です。

この集計は令和8年4月28日に公表された報告に載ったもので、今冬の賞与を決める10月から11月の時点で使える県の最新の値です。この記事の数字は、2026年10月10日時点で県の統計サイト「いわての統計情報」から取得した報告書(PDF)で確かめています。

ここでは、15産業の早見表、夏の賞与との並べ方、12月分の「特別に支払われた給与」との違い、全国との比べ方、自社の賞与を決める資料に使う手順、生成AIに表を扱わせるときの注意を順にまとめます。

この記事の要点

  • 令和7年の年末賞与(30人以上・調査産業計)は、1人平均支給額363,227円、支給月数1.26か月、支給事業所数割合93.0%です。
  • 1人平均支給額は、賞与を支給した事業所の全常用労働者(その事業所で賞与を受けていない人も含む)で割った値です。賞与を受け取った人だけの平均ではありません。
  • 支給額が多いのは電気・ガス・熱供給・水道業879,155円、教育、学習支援業747,492円。少ないのは宿泊業、飲食サービス業45,394円、生活関連サービス業、娯楽業53,559円です。
  • 令和7年夏季賞与は363,184円・1.17か月で、冬とほぼ同じ額でした。月数は冬のほうが多くなっています。
  • 5人以上の事業所を含む12月分の「特別に支払われた給与」は281,804円で、前年同月より23,354円少なくなりました。30人以上は347,721円で、前年同月より25,103円多くなっています。
  • 全国の30人以上の年末賞与は490,695円(速報)です。1人平均支給額の定義は岩手と同じですが、支給月数は分母が違うので並べません。

対象読者

  • 岩手県内で冬の賞与の額や支給月数を決める経営者・総務の方
  • 自社の賞与が県内の同じ産業と比べてどのあたりかを、出典付きで社内に説明したい方
  • 賞与の原資を資金繰り表に入れる経理の方

読了後にできること

  • 自社の産業の行を早見表で探し、支給額・支給月数・支給事業所数割合を出典付きで書ける
  • 年末賞与の集計と、12月分の「特別に支払われた給与」を取り違えずに使える
  • 全国の数字と比べてよい項目と、並べない項目を分けられる
  • 生成AIに表の整形や説明文を任せ、数字は自分で確かめる段取りを組める

岩手の冬のボーナスは1人平均363,227円|令和7年の年末賞与

令和7年の冬のボーナスは、県の毎月勤労統計調査地方調査の令和8年2月分の報告に「令和7年年末賞与支給状況(岩手県)」として載っています(岩手県「毎月勤労統計調査地方調査結果 令和8年2月分」(令和8年4月28日))。対象は調査産業計、事業所規模30人以上です。

図: 令和7年の年末賞与は、事業所規模30人以上の調査産業計で、1人平均支給額363,227円、支給月数1.26か月、支給事業所数割合93.0%
図解1|令和7年の年末賞与(30人以上・調査産業計)の3つの数字

調査産業計の3つの数字

令和7年の年末賞与の調査産業計は、1人平均支給額が363,227円、支給月数が1.26か月、支給事業所数割合が93.0%でした。30人以上の事業所のうち、賞与を支給した事業所が93.0%あったということです。この3つは、同じ報告の同じ表に並んでいる数字です(同報告「令和7年年末賞与支給状況(岩手県)」)。

1人平均支給額は「受け取った人の平均」ではない

報告の注記では、1人平均支給額は「賞与を支給した事業所の全常用労働者(当該事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含む)についての1人平均支給額」とされています。常用労働者にはパートタイム労働者も含まれます(同報告の「調査事項の説明」)。賞与を受け取った人だけの平均ではないので、自社の正社員の賞与の平均と直接並べると、条件がそろいません。

支給月数は、賞与を支給した事業所ごとの「賞与の所定内給与に対する割合」を単純平均したものです。所定内給与は、毎月の給与のうち残業代などの超過労働給与を除いた部分です。

集計の期間は11月から1月

年末賞与は、令和7年11月から令和8年1月分の調査で集計されています。12月に払った会社だけでなく、11月や1月に払った会社の賞与も入ります。また、報告は「本調査においては、常用労働者の年齢、勤続年数等は調査していません」としています。年齢や勤続年数の違いは、この表からは分かりません。

産業別の早見表|支給額・支給月数・支給事業所の割合

県の報告にある産業別の令和7年年末賞与を、報告の並び順のまま載せます。対象は事業所規模30人以上です(岩手県「毎月勤労統計調査地方調査結果 令和8年2月分」)。鉱業、採石業、砂利採取業は報告で数字が伏せられているため外し、15産業を載せています。

15産業の早見表(令和7年年末賞与・30人以上)

産業 1人平均支給額 支給月数 支給事業所数割合
調査産業計 363,227円 1.26か月 93.0%
建設業 578,696円 2.15か月 100.0%
製造業 461,047円 1.28か月 87.6%
電気・ガス・熱供給・水道業 879,155円 2.13か月 100.0%
情報通信業 507,265円 1.23か月 100.0%
運輸業、郵便業 253,578円 1.44か月 100.0%
卸売業、小売業 129,219円 0.66か月 91.9%
金融業、保険業 617,902円 1.78か月 75.0%
不動産業、物品賃貸業 442,443円 1.63か月 82.9%
学術研究、専門・技術サービス業 612,537円 1.81か月 83.6%
宿泊業、飲食サービス業 45,394円 0.29か月 90.6%
生活関連サービス業、娯楽業 53,559円 0.45か月 62.1%
教育、学習支援業 747,492円 2.35か月 100.0%
医療、福祉 377,385円 1.18か月 99.6%
複合サービス事業 362,364円 1.27か月 100.0%
サービス業(他に分類されないもの) 139,364円 0.92か月 97.1%

支給額が多い産業

支給額がもっとも多いのは電気・ガス・熱供給・水道業の879,155円で、教育、学習支援業747,492円、金融業、保険業617,902円、学術研究、専門・技術サービス業612,537円、建設業578,696円が続きます(同報告)。月数で見ると、教育、学習支援業の2.35か月、建設業の2.15か月、電気・ガス・熱供給・水道業の2.13か月が2か月を超えています。

支給額が少ない産業

少ないほうは、宿泊業、飲食サービス業が45,394円・0.29か月、生活関連サービス業、娯楽業が53,559円・0.45か月、卸売業、小売業が129,219円・0.66か月、サービス業(他に分類されないもの)が139,364円・0.92か月です(同報告)。生活関連サービス業、娯楽業は、支給事業所数割合も62.1%と15産業でもっとも低くなっています。

支給額は、賞与を受けていない人も含めた常用労働者全員で割った値です。賞与を受けない人が多い職場ほど、1人あたりの額は小さく出ます。自社と比べるときは、支給額だけでなく支給月数も見てください。

夏の賞与と並べる|調査産業計はほぼ同じ額

夏の賞与は、令和7年9月分の報告に「令和7年夏季賞与支給状況(岩手県)」として載っています。集計の期間は令和7年6月から8月分の調査で、表の形と定義は年末賞与と同じです(岩手県「毎月勤労統計調査地方調査結果 令和7年9月分」(令和7年11月27日))。

図: 事業所規模30人以上の調査産業計で、令和7年の夏季賞与は363,184円・1.17か月、年末賞与は363,227円・1.26か月
図解2|令和7年の夏季賞与と年末賞与(30人以上・調査産業計)

調査産業計は363,184円と363,227円

30人以上の調査産業計は、令和7年夏季賞与が363,184円・1.17か月・支給事業所数割合90.0%、年末賞与が363,227円・1.26か月・93.0%でした(同報告、令和8年2月分)。額はほぼ同じで、月数と支給事業所の割合は冬のほうが高くなっています。

産業 夏季賞与の支給額 年末賞与の支給額 夏季賞与の月数 年末賞与の月数
調査産業計 363,184円 363,227円 1.17か月 1.26か月
建設業 489,317円 578,696円 1.66か月 2.15か月
製造業 465,673円 461,047円 1.26か月 1.28か月
運輸業、郵便業 173,682円 253,578円 0.83か月 1.44か月
卸売業、小売業 130,331円 129,219円 0.64か月 0.66か月
金融業、保険業 816,279円 617,902円 2.01か月 1.78か月
宿泊業、飲食サービス業 38,853円 45,394円 0.26か月 0.29か月
医療、福祉 357,230円 377,385円 1.14か月 1.18か月

夏と冬で開きが大きい産業

建設業は夏の489,317円に対して冬が578,696円、運輸業、郵便業は夏の173,682円に対して冬が253,578円と、冬のほうが多く出ています。反対に、金融業、保険業は夏が816,279円、冬が617,902円、情報通信業は夏が630,868円、冬が507,265円で、夏のほうが多くなっています(令和7年9月分・令和8年2月分の報告)。

足して「年間の賞与」とするときの注意

夏と冬では、支給事業所数割合が90.0%と93.0%で違います。賞与を支給した事業所の集まりが同じではないので、2つの額を足した値は、同じ会社が1年間に払った賞与の平均とは言えません。資料に年間の目安として書く場合は、夏と冬の数字を別々に載せ、足し算はしないほうが誤解が出ません。夏の賞与が入る6月の給与の動きは、岩手県の賃金統計2026|6月の現金給与400,642円と業種差で扱っています。

12月分の「特別に支払われた給与」は別の数字

冬のボーナスの数字として、12月分の報告にある「特別に支払われた給与」が引用されることもあります。これは年末賞与の集計とは作り方が違う数字です(岩手県「毎月勤労統計調査地方調査結果 令和7年12月分」(令和8年2月25日))。

図: 年末賞与の1人平均支給額は賞与を支給した事業所の11月から1月の数字、12月の特別に支払われた給与はすべての事業所の12月だけの数字
図解3|年末賞与の1人平均支給額と12月の特別に支払われた給与は作り方が違う

12月分の表は毎月の給与の表

12月分の表1「一人平均月間現金給与額」は、毎月公表されている給与の表です。特別に支払われた給与は、賞与のほか、定昇・ベースアップの差額追給分など、3か月を超える期間ごとに支払われるものを指します(同報告の「調査事項の説明」)。年末賞与の集計は賞与を支給していない事業所を除きますが、12月分の表1にはそうした除外がありません。12月の特別に支払われた給与は、すべての事業所の常用労働者で見た12月だけの数字です。年末賞与の1人平均支給額は、賞与を支給した事業所で見た11月から1月の数字です。

12月の特別に支払われた給与(5人以上)

5人以上の事業所を含む数字は、年末賞与の集計表にはありません。従業員30人未満の会社は、12月分の表1の5人以上の数字も手がかりになります。令和7年12月分の5人以上は次のとおりです(同報告)。

産業 特別に支払われた給与 前年同月差(▲は減少)
調査産業計 281,804円 ▲23,354円
建設業 411,153円 35,509円
製造業 366,611円 53,594円
電気・ガス・熱供給・水道業 511,407円 ▲138,271円
情報通信業 535,990円 102,681円
運輸業、郵便業 200,234円 ▲96,998円
卸売業、小売業 118,075円 ▲78,657円
金融業、保険業 397,834円 ▲74,983円
不動産業、物品賃貸業 268,773円 187,881円
学術研究、専門・技術サービス業 378,043円 ▲17,266円
宿泊業、飲食サービス業 50,521円 1,132円
生活関連サービス業、娯楽業 85,649円 ▲177,438円
教育、学習支援業 733,356円 ▲39,607円
医療、福祉 298,658円 ▲55,735円
複合サービス事業 310,625円 ▲33,679円
サービス業(他に分類されないもの) 183,673円 27,834円

5人以上は減り、30人以上は増えた

同じ12月分で、30人以上の調査産業計の特別に支払われた給与は347,721円で、前年同月より25,103円多くなっています。5人以上は281,804円で、前年同月より23,354円少なくなりました(同報告)。規模の大きい事業所と、小さい事業所を含めた全体とで、動きが逆になっています。産業ごとの前年同月差は大きく振れるものもあるので、1年分の数字だけで「この産業は賞与を減らした」と決めつけないでください。

全国と比べる|30人以上の全国は490,695円

全国の年末賞与は、厚生労働省が毎年2月分の速報とあわせて公表しています。令和7年(2025年)の年末賞与は、支給事業所における労働者一人平均賞与額が、事業所規模5人以上で424,889円(前年比2.8%増)、30人以上で490,695円(同2.6%増)でした(厚生労働省「毎月勤労統計調査 2026(令和8)年2月分結果速報等」(2026年4月8日))。

図: 全国と比べてよいのは1人平均支給額と支給事業所数割合。支給月数は分母が違うので並べない
図解4|全国の年末賞与と比べてよい項目、並べない項目

比べてよいのは支給額と支給事業所数割合

全国の表の注記では、支給事業所における労働者一人平均賞与額は「賞与を支給した事業所の全常用労働者(当該事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含む)についての一人平均賞与支給額」とされており、岩手の1人平均支給額と同じ定義です。30人以上どうしで、全国490,695円、岩手363,227円と並べることはできます。支給事業所数割合も、全国の30人以上が92.8%、岩手が93.0%で、比べてよい項目です(同速報の特別集計、岩手県 令和8年2月分)。

支給月数は分母が違うので並べない

全国の表の支給月数(30人以上は1.22か月分)は、きまって支給する給与に対する支給割合です。きまって支給する給与には残業代などの超過労働給与が入ります。岩手の支給月数1.26か月は、所定内給与に対する割合です。分母が違う数字なので、1.26か月と1.22か月分を並べて「岩手のほうが月数が多い」とは言えません。

全国の値は速報

全国の年末賞与は2月分の速報とあわせた公表で、厚生労働省は「速報値は、確報で改訂される場合があります」としています。資料に書くときは「速報」と添えてください。

自社の冬の賞与を決める資料に使う手順

県の早見表は、自社の賞与の額を決める「答え」ではなく、社内で話し合うときの物差しです。自社の産業の行を探す、支給月数で比べる、会社負担の保険料を原資に入れる、資金繰り表に入れる、出典を書く、の順に進めます。

図: 自社の産業の行を探す、支給月数で比べる、会社負担の保険料を原資に入れる、資金繰り表に入れる、出典を書く、の順。最初の段は日本標準産業分類で選ぶ
図解5|県の早見表を自社の賞与の検討資料にする順番

1. 自社の産業の行を探す

産業の分け方は、日本標準産業分類に沿っています(県の報告の「調査の対象」)。たとえば北上や奥州の部品工場なら製造業、盛岡の介護事業所なら医療、福祉、花巻温泉郷の旅館なら宿泊業、飲食サービス業の行を見ます。迷う場合は、その事業所の主な事業で選びます。複数の事業がある会社は、どの行を使ったかを資料に書いておきます。

2. 支給月数で比べる

支給額は、賞与を受けない人の割合や毎月の給与の水準で変わります。自社と比べるときは、自社の賞与を所定内給与で割った月数と、早見表の支給月数を並べるほうが、条件の違いに左右されにくくなります。所定内給与の水準そのものを県内と比べたいときは、岩手県の平均月給275,000円|男女・年齢・産業別の読み方が使えます。

3. 会社負担の保険料を原資に入れる

賞与にも社会保険料がかかります。協会けんぽ岩手支部の令和8年度の保険料率は、健康保険料率が9.51%、介護保険料率が1.62%(40歳から64歳の人が対象)で、健康保険料と介護保険料は労使折半です。賞与は、支給日が3月1日以降の分から令和8年度の率が使われます(協会けんぽ岩手支部「令和8年度保険料率について」(令和8年2月25日配信))。厚生年金保険料は、賞与の額から1千円未満を切り捨てた標準賞与額に保険料率をかけて計算し、標準賞与額は支給1回につき150万円が上限です(日本年金機構「厚生年金保険の保険料」)。賞与の総額を決めるときは、会社が負担する分も含めて原資を見ます。

4. 資金繰り表に入れる

賞与の支払月は、納税や仕入の支払いと重なることがあります。支払月と額を決めたら、年末までの資金繰り表に入れます。月ごとの並べ方は岩手の中小企業がAIで作る年末までの支払いカレンダー|賞与・仕入・納税を整理にまとめています。

5. 出典を書く

資料には、統計名(毎月勤労統計調査地方調査)、表の名前(令和7年年末賞与支給状況(岩手県))、規模(事業所規模30人以上)、公表日(令和8年4月28日)の4点を書きます。全国の数字を添えるときは「速報」と書き、支給月数は並べません。

生成AIに賞与の表を任せるときの線引き

生成AIは、表の整形や、同じ内容を経営会議向けと従業員向けに書き分ける作業に向いています。一方で、賞与の相場を記憶から答えさせると、年や規模や定義の違う数字が混ざったまま、それらしい額が返ってきます。

任せてよい作業

  • 県の報告から人が書き写した表を、社内資料の形に整える
  • 自社の月数と県の支給月数を並べた説明文の下書き
  • 経営会議向け、従業員向けに、同じ内容を書き分ける

任せない作業

  • 報告のPDFから数字を読み取らせて、そのまま資料に載せること
  • 定義の違う数字(年末賞与と12月分の特別に支払われた給与、岩手と全国の支給月数)の比較
  • 今冬の賞与の額や月数の予測

プロンプトの例

あなたは岩手県北上市の部品製造業の総務担当です。以下の数字だけを使い、
経営会議向けに冬の賞与の検討資料の下書きを、A4で1枚に収まる長さで作ってください。
数字を足したり、書かれていない年や規模の数字を補ったりしないでください。

【使ってよい数字】
・岩手県 毎月勤労統計調査地方調査「令和7年年末賞与支給状況(岩手県)」
 (事業所規模30人以上・令和8年4月28日公表)
 調査産業計 1人平均支給額 363,227円/支給月数 1.26か月
 製造業 1人平均支給額 461,047円/支給月数 1.28か月
・当社の昨冬の賞与(所定内給与に対する月数): ここに自社の数字を書く

【条件】
・1人平均支給額は、賞与を受けていない人も含めた平均であることを注記する
・支給月数は所定内給与に対する割合であることを注記する
・全国の数字とは比べない

出す前に確かめる3点

1つめ、数字が渡したとおりか。2つめ、定義の違う数字を並べていないか(30人以上と5人以上、年末賞与と12月分、岩手と全国の支給月数)。3つめ、統計名・表の名前・規模・公表日が書かれているか。この3点は毎回同じなので、チェック欄として資料の最後に固定しておくと確認が早くなります。

よくある質問

Q. 岩手の冬のボーナスの平均はいくらですか。
A. 県の毎月勤労統計調査地方調査では、令和7年の年末賞与は常用労働者30人以上の事業所で1人平均363,227円、支給月数1.26か月でした。賞与を受けていない人も含めた平均で、受け取った人だけの平均ではありません。

Q. 従業員が30人未満の会社の数字はありますか。
A. 年末賞与の集計表は事業所規模30人以上です。5人以上の事業所を含む数字としては、12月分の表1にある「特別に支払われた給与」があり、令和7年12月分の調査産業計は281,804円でした。ただし12月だけの数字で、年末賞与の集計とは作り方が違います。

Q. 令和8年(2026年)の冬のボーナスの数字はいつ出ますか。
A. 令和7年の年末賞与は、令和8年4月28日公表の令和8年2月分の報告に載りました。令和8年分の公表日は、県の統計サイト「いわての統計情報」の毎月勤労統計調査地方調査のページで確かめてください。

Q. 岩手は全国より低いのですか。
A. 30人以上の1人平均支給額は、全国が490,695円(速報)、岩手が363,227円で、定義は同じです。支給月数は、全国がきまって支給する給与に対する割合、岩手が所定内給与に対する割合で分母が違うため、並べて比べることはできません。

Q. 夏と冬を足せば年間の賞与になりますか。
A. 夏と冬では賞与を支給した事業所の集まりが違う(支給事業所数割合が夏90.0%、冬93.0%)ため、足した値は同じ会社の年間の平均とは言えません。資料には夏と冬を別々に書いてください。

Q. AIに岩手の賞与の相場を聞いてもよいですか。
A. 相場の数字そのものは、県の報告から人が書き写してください。AIには、書き写した数字を使った説明文の下書きや、表の整形を任せる形が安全です。

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参考・出典